☔6月 JUNE

6月 june

6月。
雨が降っている。雨に打たれるアジサイの花は、美しい。
ジューンブライド。しあわせがいつまでも続きますように。

6月にちなんだ絵本を紹介します。


ジューンブライド

Something four
ーsomething old,something new,something borrowed, something bule

「なにかひとつ古いもの、なにかひとつ新しいもの、なにかひとつ借りたもの
  なにかひとつ青いもの」
結婚式の日、しあわせになるために花嫁が身につける4つのもの。ヨーロッパで古くから伝わるおまじない。

1. 古いもの(something old)
ご先祖様があっての現在の自分たち。祖先から伝わるものをものを身につける。   

2. 新しいもの(something new)
ふたりの未来へ一緒に歩きだすため。新しいものを身につける。

3. 借りたもの(something borrowed)
今までもこれからも誰かの助けが必要。親しい人からなにかを借りて身につける。

4. 青いもの(something blue)
結婚を決意したときの清らかな気持ち。純潔の青い色のものを身につける。

ヨーロッパでは結婚式で青いものを身につけた花嫁は幸せになると言われている。

Something four はイギリスの古い詩が由来とされている。

「something old,something new,something borrowed,something blue,
and a sixpence in her shoe」
(なにかひとつ古いもの、なにかひとつ新しいもの、なにかひとつ借りたもの、
 なにかひとつ青いもの、そして靴のなかには6ペンス銀貨を)

花嫁は、something fourに加えて、左の靴のなかに6ペンスの銀貨をしのばせて結婚式に臨めば、幸せな人生がおくれるという。


しろいうさぎとくろいうさぎ
ガース・ウィリアムズ(文・絵) 松岡享子(訳) 福音館書店

しろいうさぎとくろいうさぎが遊んでいます。でも、くろいうさぎは時々、悲しそうな顔で座りこみます。しろいうさぎはどうしたのかききます。「きみといつまでもいっしょにいられるように」なりたくて願っているのだと言います。しろいうさぎは「もっと」願ってみたらいいと言ってあげます。くろいうさぎはそうします。そして、しろいうさぎに思いを言います。それに答えるしろいうさぎ。森の仲間たちも集まって……


おでこはめえほん① けっこんしき
鈴木のりたけ(作) ブロンズ新社

頭にスポっとはめて楽しめる絵本です。本の左下がくりぬかれている形をしています。まずは、お嫁さんです。続いてちょんまげのお婿さん。海賊が出てきて「カンパーイ!」 結婚式の音楽も奏でられ、王族たちもご列席、ダンスやお寿司もふるまわれます。ほかにもお客さまがいらっしゃいますよ。どうぞ、お楽しみください。
丈夫なボードブックの絵本です。


だいすき
アンドレ・ダーハン(作・絵) 角田光代(訳) 学研

ねこ(ぼく)は、ちっちゃいさかなちゃん(きみ)が大好き。でも、きみはシャボンのなかにいてぼくには気付かない。きみがいないと何もかもがつまらない。きみに、もう一度会いたい。もし、会えたらどんなにしあわせだろうか。夢のなかでは望むことがたくさんできるんだ。「帰ってきて、さかなちゃん。きみは、さみしくない?」
帰ってきてくれたさかなちゃんとのしあわせな時間。だいすき!



そのままのキミがすき
きむらゆういち(作) 高橋和枝(絵) あすなろ書房

もし、あなたの好きなひとが、寝ぐせのあたまでいたら…すっぴんでいたら…くつ下にでっかい穴があいていたら…秘密の過去があって追われる身だったとしたら…足が太かったら…10円ハゲがあったとしたら…でべそだったら…とマイナス要素がてんこ盛りの女性をあなたは、嫌いになりますか? いいえ、そんなことはありません。「それがキミなら……」



あなたなんてだいきらい
きむらゆういち(作) 高橋和枝(絵) あすなろ書房

あなたのいろんな顔がキライ。あなたのいろんな表情や声やしぐさや態度が、キライ! なぜ、キライなのか。複雑な女心がそこにあります。「わたしのしずかなこころをかきみだす」あなたが、キライ! なんです。でも、もっとキライな理由があるんです。そのなかでも、一番のキライな理由は……そんなこと言われたら、うれしいですよね、男性諸君!



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